息苦しさがない

オフロードヘルメットは呼吸がしやすく、速いスピードでも息苦しくないメリットがあります。
理由はヘルメットの形状で、走行時に正面から受ける風をいなしてくれるからです。

特に走行時に受けるのは風だけではなく、風に乗じた砂や泥をバイザーによって防げて利便性が高いメリットもあります。
まるでサイクルロードレースで風を回避するような感覚で、重量は約1.5kgで扱いやすいです。

軽くて扱いやすいヘルメットを要望して、オフロードヘルメットを選ぶ人は少なくありません。
他にもフルフェイスで周りの音が聞こえなくなるのが心配な人でも、オフロードは風を切るような音が聞こえるため周囲の状況を確認しやすいです。

空気抵抗を強く受けてしまう

オフロードヘルメットは上を向いてしまうと、空気抵抗を強く受けてしまうデメリットがあります。
慣れない人だとバランスを崩して、転倒してしまうのも珍しくありません。
基本姿勢はまっすぐ前を見ることですが、下を向いて正面を見たときも空気抵抗の違いを確認できます。

なるべく首を上下せずに目だけで確認していくのが安全な走行方法です。
例えば信号の色を確認するとき、わざわざ首を使わなくても数十メートル手前でチラッと確認すれば、充分に色の判断ができます。

ゴーグルかシールドで取り付けを選ぼう

オフロードヘルメットを選ぶときは、ゴーグルの着用かシールドの取り付けかで判断するのがおすすめです。
シールドのつくオフロードヘルメットをデュアルパーパスヘルメットと呼び、速い走行でも快適で空気の抵抗を弱めてくれます。

また、シールドであれば雨天の走行時に顔が濡れることはないため、視界良好です。
しかし、走行する速度によってシールドに空気抵抗を感じてしまうでしょう。
その場合はシールドを簡単に取り外せるタイプのヘルメットを選び、急な雨天時はバイクの中にゴーグルを入れておくのがおすすめです。

おすすめメーカー

おすすめのメーカーはSHOEI、ARAI、BELLの3つです。
まずSHOEIは国内メーカーとして有名なヘルメットを販売しています。
デザインがスタイリッシュで、軽いのが特徴的です。
軽いことで強風が吹いてもバイクのコントロールができ、点渡欧する可能性を少しでも減少できます。

バイザーは短いものから長いものまであり、デザインの選択肢が豊富です。
続いてARAIは老舗のメーカーで、高い強度を誇っています。
衝撃があっても滑らかな形であるため、転倒しても衝撃をかわして抑えられるのが魅力です。
SNELL規格を取得していて、安全面を心配する必要はありません。

最後のBELLはアメリカのメーカーで、バイクだけではなく自転車のヘルメットまで生産しています。
日本人と海外の人では頭の形が違うため、日本のヘルメットで形が合わない人が移りやすいです。
日本のヘルメットでフィット感がない人は、BELLのヘルメットを利用してみるのをおすすめします。