LS2ブランドの特徴とは?
バイクのヘルメットブランドの中の一つに、LS2(エルエス2)があります。
スペインのバルセロナに本社を抱えているヘルメットメーカーで、特にヨーロッパを中心に高いシェアを誇ります。
ヨーロッパ以外にも、日本含め世界中のバイク愛好家たちから支持を集めています。
このため、年間250万個ものヘルメットを生産しています。
なぜ世界中からLS2ブランドが支持を集めているのかというと、それは安全性重視の姿勢にあります。
生産拠点はSG規格認証工場に登録していますが、海外ブランドの中ではSG規格の認証を受けているところは少数派です。
このことだけを見ても、安全に対して高い意識をもって開発・製造を進めていることがうかがえるでしょう。
LS2では現在の地位にあぐらをかくことなく、研究も続けています。
その結果、新しい素材を使ったヘルメットや新構造の採用なども進めていて、現在でも品質は向上し続けています。
ダカールラリーやMotoGPシリーズなど、世界的な舞台で活躍するレーサーの間でもLS2のヘルメットを愛用している方も少なくありません。
ツーリング向けのLS2アイテムを紹介
レース用からツーリング向けなど、LS2(エルエス2)では多種多様なヘルメットを取り扱っています。
その中でもツーリング向けのおすすめモデルとして挙げられるのがCHALLENGER Fで、フルフェイスヘルメットの世界戦略モデルとして開発したモデルになります。
シールドの開口面を広く設けることで、風切り音が最小限に抑えられています。
さらにインナーバイザーはより深く下がる構造を採用していて、利便性に優れたヘルメットに仕上がりました。
フォルムが日本人の骨格に比較的近い形状に仕上がっているので、日本人にとってしっくりくるヘルメットに仕上がっているところもおすすめポイントです。
CHALLENGER Fをさらに進化させたバージョンが、CHALLENGER C GTです。
インナーバイザーが深く下がったり、視野角を広く確保したシールドなどはCHALLENGER Fの伝統をそのまま継承しています。
CHALLENGER C GTの特徴として、帽体にカーボンファイバーを採用している点に注目です。
軽量な素材を採用することで、長時間ツーリングでも首にかかる負担がさらに軽減されました。
カーボンファイバーを多層構造にすることで、軽量でありながら衝撃に耐えられるような丈夫なつくりに仕上がっています。
シールドにはUVカットが施されているので、視界のゆがみを必要最小限に抑制されています。
さらに視界の明瞭さを確保できているので、どのような天候で運転しても周囲の交通状況が確認しやすい強みを持っています。